UV Studio・RxJa Tools(ブラウザのツール)
UV Studio は、F4HWN の作者 Armel(F4HWN)さんが公開している、ブラウザだけで動くツールです。インストールもアカウントも要りません。
ヒント
RxJa では、UV Studio を RxJa 用に改変した「RxJa Tools」(正式名 UVK1-RxJa Tools)をおすすめします。
- UV Studio の機能はほぼそのままで、画面は日本語です(最初から日本語。英語にも切り替えられます)。
- 「ファーム書き込み」の一覧に RxJa があり、選ぶだけで書き込めます(Releases からファイルをダウンロードしなくてよい)。
- 一覧から RxJa を選んで書き込むと、続けて日本語データも自動で書き込みます。書き直し用に「日本語データ」の画面もあります。
本家の UV Studio も使えますが、画面は英語で、一覧に RxJa は無く、日本語データも書き込めません。
RxJa Tools は本家 UV Studio とは別物です。RxJa Tools の不具合は、Armel さんではなく RxJa のリポジトリ へ知らせてください。
このページでは、本家 UV Studio の機能を、RxJa Tools での画面名と並べて説明します。RxJa でも、次の機能が使えます。
| 機能(UV Studio の左メニュー) | RxJa Tools の左メニュー | 内容 | 無線機の状態 | RxJa |
|---|---|---|---|---|
| Live Viewer | ライブビューア | 無線機の画面をパソコンに映す・パソコンから操作する | 通常起動 | ○ |
| RF Log | RF ログ | 受信ログをリアルタイムに見る・グラフにする | 通常起動 | ○ |
| Flash Firmware | ファーム書き込み | ファームを書き込む | DFU モード | ○(→ ファームの書き込み) |
| (なし) | 日本語データ | 日本語データ(ja_res.bin)を書き込む |
通常起動 | ○(RxJa Tools だけ。→ 日本語データの転送) |
| (なし) | メモリーチャンネル | チャンネルの読み込み・編集・書き込み、CSV | 通常起動 | ○(RxJa Tools だけ。→ メモリーチャンネル) |
| Firmware Slots | ファームスロット | マルチブートのスロットにファームを入れる | 通常起動 | ○(→ マルチブート) |
| Apps (Labs) | アプリ(Labs) | 追加アプリを入れる | 通常起動 | ×(RxJa には追加アプリの機能がありません) |
| Dump Calibration | 校正データ保存 | 校正データを読み出して保存 | 通常起動 | ○ |
| Restore Calibration | 校正データ復元 | 校正データを書き戻す | 通常起動 | ○ |
| Upload Logo | ロゴ書き込み | 起動画面の絵(128×64)を書き込む | 通常起動 | ○ |
| Download Logo | ロゴ読み出し | 起動画面の絵を読み出す | 通常起動 | ○ |
| Export RF Log | RF ログ書き出し | 受信ログを CSV で保存 | 通常起動 | ○ |
| About | このツールについて | ツールの説明 | — | — |
本家 UV Studio の画面は英語です(英・仏・独・西・伊・蘭・波・葡・中の切り替えがありますが、日本語はありません)。RxJa Tools は日本語と英語の切り替えです。
RxJa Tools の画面では、DFU モードを「書き込みモード」、通常起動を「普通に起動した状態」(PTT を押さずに電源オン)と書いています。
動く環境
- パソコンのブラウザ:Chrome / Edge / Opera / Brave / Firefox 151 以降(Web Serial という機能を使うため)。RxJa Tools の画面の注意書きは「パソコン版の Chrome / Edge / Opera(または Firefox 151 以降)」です。
- Safari、スマホのブラウザは使えません
- データ通信できる USB-C ケーブル
重要
UV Studio(RxJa Tools も同じ)と CHIRP、
upload.pyは、同じシリアルポートを同時には使えません。ほかのソフトを使うときは、Disconnect(RxJa Tools では「切断」)するか、タブを閉じてください。
接続のしかた(通常起動の機能)
- 無線機の電源を入れて、ふつうに起動させる。
- USB-C ケーブルでつなぐ。
- 使いたい機能を選び、Connect(RxJa Tools では「接続」)または各機能のボタンを押す。
- ブラウザにポートの一覧が出るので、無線機のポートを選んで「接続」。
- 終わったら Disconnect(RxJa Tools では「切断」)を押してからケーブルを抜く。
Live Viewer(画面ミラーとリモート操作)
RxJa Tools では「ライブビューア」です。
無線機の 128×64 ドットの画面が、そのままパソコンに映ります。日本語データを入れていれば、日本語もそのまま映ります。画面の下のキーをクリックすると、無線機のキーを押したのと同じになります(長押しにも対応)。
パソコンのキーボードでも操作できます。
| パソコンのキー | 無線機のキー |
|---|---|
| Enter または M | MENU |
| Esc | EXIT |
| F1 / F2 | サイドキー 1 / 2 |
| Ctrl | F |
| 数字キー | 数字キー |
| Shift + 数字 | 数字キーの長押し |
| スペース | 画面のスクリーンショットを保存 |
補足
送信はできません(UV Studio 側も送信の操作は送らない作りで、さらに RxJa 自体が送信しません)。
この説明書の画面の説明は、Live Viewer のスクリーンショットで確かめると分かりやすいです。
RF Log / Export RF Log(受信ログ)
RxJa Tools では「RF ログ」「RF ログ書き出し」です。
RxJa は、受信した記録(周波数、チャンネル、長さ、強さ、電池電圧)を無線機の中に残せます(→ 受信ログ)。
- RF Log(RF ログ):接続中に受信したものが一覧に流れます。グラフ(分析)も見られます。
- Export RF Log(RF ログ書き出し):無線機に残っている記録を読み出して、
rf-log.csvとして保存します。表計算ソフトで開けます。
重要
受信ログは、サイドキーのどれかに「受信ログ(RF LOG)」を割り当てたときだけ記録されます。割り当てていないと
RF Log is disabled in the firmware settings.(RxJa Tools では「ファームの設定で RF ログが無効になっています。」)と出ます(→ 受信ログ)。
校正データのバックアップと書き戻し
| 本家 UV Studio | RxJa Tools | |
|---|---|---|
| 保存する | Dump Calibration → Dump Calibration Data → Download calibration.dat | 「校正データ保存」→「校正データを読み出す」→「calibration.dat をダウンロード」 |
| 書き戻す | Restore Calibration → ファイル(512 バイトの .dat)を選んで Restore Calibration Data |
「校正データ復元」→ ファイル(512 バイトの .dat)を選んで「校正データを書き戻す」 |
どちらも、無線機はふつうに起動した状態でつなぎます(DFU モードではありません)。
警告
書き戻すのは、同じ 1 台から保存したファイルだけにしてください。ほかの機体のものを書き込むと、受信感度や電池表示が狂います。 RxJa の「音量の上限(SetVol)」も、この校正データの領域に保存されています。古いファイルを書き戻すと、SetVol も保存したときの値に戻ります。
起動ロゴ(Upload Logo / Download Logo)
RxJa Tools では「ロゴ書き込み」「ロゴ読み出し」です。
起動画面に好きな絵(白黒 128×64)を出せます。
- Upload Logo(ロゴ書き込み)で画像ファイルを選ぶ。128×64 に縮小され、明るさのしきい値で白黒に変換されます(しきい値と白黒反転は画面で調整できます)。できあがりのプレビューを確かめて書き込む(RxJa Tools のボタンは「ロゴを本体へ書き込む」)。
- 無線機のメニューで「起動表示(POnMsg)」を
LOGO(ロゴ) にする。
「スクリーンセーバー(SetSav)」の LOGO(ロゴ) と LOGO+(ロゴ+、絵が流れる) でも、この絵が使われます。スクリーンセーバーは、バックライト時間(BLTime)が OFF と ON(常時点灯)以外のときに、バックライトが消えると表示されます。
Flash Firmware(ファームの書き込み)
RxJa Tools では「ファーム書き込み」です。RxJa を書き込む手順は ファームの書き込み を見てください(RxJa Tools を使う手順です)。ポイントだけ:
- 無線機は DFU モード(RxJa Tools の画面では「書き込みモード」)にする(電源オフ → PTT を押しながら電源オン → PTT を離す → ケーブル接続)。
- RxJa Tools:「ファームウェアを選ぶ」の一覧で「RxJa(受信専用・日本語)」の版を選び、「ファームを書き込む」。書き込みが終わると、続けて日本語データも自動で書き込みます。一覧の F4HWN・純正(Quansheng)は、元に戻す用です(F4HWN は送信できる元のファームです)。
- 本家 UV Studio:一覧(「Official F4HWN firmware」)に RxJa はありません(一覧の F4HWN は送信できる元のファームなので選ばない)。or load a local file で
f4hwn.rxja.binを選びます。日本語データは書き込まれないので、あとで別に転送します(→ 日本語データの転送)。 - ブートローダーが 7.00.07 より古い機体には書き込めません(対象外の機種)。RxJa Tools も同じです。
- 「Download CHIRP driver」(RxJa Tools では「CHIRP ドライバ v… をダウンロード」)のボタンは、F4HWN の CHIRP ドライバーをダウンロードするものです。RxJa でもそのまま使えます(→ CHIRP)。
日本語データ(RxJa Tools だけ)
本家 UV Studio にはない画面です。日本語データ(ja_res.bin)を書き込みます。一覧から RxJa を選んでファームを書き込んだときは自動で書き込むので、この画面を使うのは書き直したいときだけです。無線機は、RxJa でふつうに起動した状態でつなぎます。
→ 日本語データの転送 を見てください。
Firmware Slots(マルチブート)
RxJa Tools では「ファームスロット」です。一覧に RxJa もあります。スロットに書き込むのはファームだけで、日本語データは書き込まれません。
→ マルチブート を見てください。
補足
RxJa Tools でのスロットへの書き込みは、実機ではまだ確かめていません(ふつうの書き込みは、作者の UV-K1 で確かめています)。