画面の見かた
RxJa の画面は、128×64 ドットの白黒液晶です。いちばん上の細い 1 行がステータスバー、その下がメイン画面です。
このページでは、メイン画面(電源を入れたあとのふつうの画面)で、どこに何が出るかを説明します。メニューの画面は メニュー一覧、スペクトラム・FM ラジオ・受信ログの画面は、それぞれのページを見てください。
補足
- このページの内容は、RxJa のソースコードを読んで確かめたもので、主な動作は実機(UV-K1)でも確かめています。
- このページの画面の画像は、実機の写真ではありません。RxJa の画面を描くプログラム(
App/ui/main.c・App/ui/status.c)をそのままパソコンで動かして作ったものです。文字や記号の位置は実機と同じはずですが、液晶の色あいや見え方は実機とちがいます。- 日本語になっているのは、メニューと、メッセージ(「送信禁止」「ようこそ」「F長押しで解除」など)です。メイン画面の小さな略語(
SQL5、CT、Wなど)は英語のままです。表示できる幅が数文字しかないためです。このページで意味を説明します。- パソコンで画面を見たいときは、UV-Studio の Live Viewer を使うと、実機の画面をそのまま映せます。
画面の区切り
画面は、上から 8 ドットずつの「行」に分かれています。「受信方式(RxMode)」の設定によって、並び方が 2 とおりあります(→ メニュー一覧#受信方式rxmode)。
A と B の 2 段を表示するとき
受信方式が メインのみ 以外(2波受信 追従、サブのみ、2波受信 メイン固定、全波受信 追従、全波受信 メイン固定)のときです。

A(チャンネル 0001、名前は 緊急121.5、121.5 MHz の AM)で受信しているところです。B は周波数モード(VFO)で 400.000 MHz です。
CH表示は 名称+周波数(v1.1.0 からの既定)です。A は日本語の名前なので、名前の下に周波数が小さく出て、3 行目の略語は省かれています(→ CH表示ごとの見え方)。
1 段だけを表示するとき
受信方式が メインのみ のときは、メインの段だけが大きく出ます。

上と同じチャンネル 0001(緊急121.5、121.5 MHz の AM)を、CH表示 名称+周波数 で受信しているところです。1 段表示では、日本語の名前でも 3 行目の略語は省かれず、周波数は大きい文字で出ます。右下の VFO A は、いまの段が A か B かを示します。
ステータスバー
画面のいちばん上の行です。左から順に、次のものが出ます。
| 位置 | 表示 | 意味 |
|---|---|---|
| 左端 | 00:12 のような時間 |
「タイマー(SetTmr)」が ON のとき、いまの受信が何分何秒続いているか |
| 左端 | CM / C1〜C4 |
タイマーが OFF のときに、いま使っている設定の組が出る(CM は CFG M、C1 は CFG 1 の意味。→ マルチブート#設定の組を切り替える設定切替)。v1.2.0 より前は、ここに省電力のマークが出ていました |
| 左寄り | 白黒反転した 3 文字(リスト名)、01〜24、ALL |
メモリースキャン中。いまスキャンしているスキャンリスト。名前を付けたリストは名前の先頭 3 文字、名前が無ければ番号。後ろに + が付くのは、優先チャンネル(SC優先)が有効のとき |
| 左寄り | S |
周波数スキャン中(VFO のスキャンや、範囲スキャン) |
| 中ほど | DR |
2 波受信(A と B を交互に見張る)が動いている。受信方式が サブのみ のときは DW(v1.2.0 より前は 3 文字の DWR でした) |
| 中ほど | FR |
全波受信(A・B と優先チャンネルを順に見張る)が動いている。サブのみ と組み合わせたときは FW(v1.2.0 から。→ メニュー一覧#受信方式rxmode) |
| 中ほど | 一時停止のマーク | 2 波受信・全波受信の設定だが、いまは止まっている(受信中やメニューを開いているときなど) |
| 中ほど | XB |
受信方式が サブのみ |
| 中ほど | MO |
受信方式が メインのみ |
| 中ほど | PTT のマーク | 送信関係の設定「SetPTT」の値を表すマークです。RxJa では送信しないので意味はありません(→ 受信専用のしくみ) |
| 右寄り | 鍵のマーク | キーロック中(→ キー操作) |
| 右寄り | F |
F キーが押された(次のキーが F+キー になる) |
| 右寄り | スピーカーに斜線のマーク | 消音(MUTE)中。サイドキーに「消音」を割り当てて使う |
| 右寄り | 電球のマーク | バックライトを点けっぱなしにしている(F+8)。「照明時間(BLTime)」が OFF のときは、中が白い電球になる |
| 右寄り | USB のマーク | USB-C で充電中 |
| 右端 | 電池のマーク | 電池の残り。「電池表示(BatTxt)」の設定で、横に 8.12 のような電圧か、80% のような残量が出る |
右寄りの 5 つ(鍵・F・消音・電球・USB)は、同じ場所を使うので、いちどに 1 つだけ出ます。上の表の順に優先されます(たとえば、キーロック中は F も充電中のマークも出ません)。
ヒント
受信ログの画面では、ステータスバーの左端に、いま表示している記録の種類(
ALL/RX/TX)が出ます(→ 受信ログ)。
A / B の段
1 つの段は 3 行です。
1 行目・2 行目
| 位置 | 表示 | 意味 |
|---|---|---|
| 左端 | ▶ |
メインの段。F+2(または 2 の長押し)で A と B を入れ替える。このメインの段で受信していると点滅する |
| 左上 | FLAT、CLEAN、MID、BOOST、MAX |
FM で受信中。いまの「受信音質(SetRxA)」の設定 |
| 左上 | SHARP、STOCK、OPEN |
AM で受信中。いまの受信音質の設定 |
| 左上 | USB |
USB(SSB)で受信中 |
| 左上 | >> |
2 段表示のとき、最後に信号が入ったのがこの段であることを示す(いまは受信していない) |
| 左上 | 鍵のマーク | そのチャンネルの「TXLock」(送信禁止)の設定が入っている。RxJa では送信しないので気にしなくてよい |
| 左、2 行目 | 白黒反転の 0001 など |
チャンネルモード(MR)。チャンネル番号(1〜1024)。数字キーで番号を入力している間は、入力中の数字 |
| 左、2 行目 | 白黒反転の F1〜F7 |
周波数モード(VFO)。いまの周波数が入っているバンドの番号。1 GHz 以上では F7+ のように + が付く |
| まん中(大きい文字) | 145.500 など |
周波数(MHz)。いちばん下の 2 けた(10 Hz と 1 Hz の位)は、右端に小さく出る。1 GHz 以上は、ふつうの大きさの文字で 1 行に出る |
| まん中(大きい文字) | CH-0001 や、チャンネル名 |
チャンネルモードで、「CH表示(ChDisp)」の設定がチャンネル番号・名称のとき(下の表) |
| まん中(大きい文字) | 送信禁止 |
PTT を押したとき。PTT を離して 2.5 秒たつと消える(→ 受信専用のしくみ) |
| 右上 | 白黒反転の ALL、OFF、01〜24、リスト名 3 文字、EX |
チャンネルモードで、このチャンネルが入っているスキャンリスト。ALL はすべてのリスト、OFF はどのリストにも入っていない、EX はスキャンで飛ばす(除外)印が付いている(→ スキャン) |
| 右端、2 行目 | コンパンダーのマーク | そのチャンネル(周波数)でコンパンダー(Compnd)が有効 |
CH表示(ChDisp)ごとの見え方
チャンネルモード(MR)のときだけ、まん中の大きい文字が次のように変わります。周波数モード(VFO)では、いつも周波数です。
| CH表示 | まん中に出るもの |
|---|---|
| 周波数(FREQ) | 周波数 |
| CH番号(CHANNEL NUMBER) | CH-0001 のようなチャンネル番号 |
| 名称(NAME) | チャンネル名(英数字なら最大 10 文字、日本語なら全角 5 文字・半角 10 文字)。名前が無いチャンネルは CH-0001 |
| 名称+周波数(NAME + FREQ) | 2 段表示のときは、1 行目にチャンネル名、2 行目に小さく 145.50000 のような周波数(日本語の名前は下を参照)。1 段表示のときは、名前と周波数が両方とも大きく出る |
日本語の名前(v1.1.0 から。付け方は メモリーチャンネル#日本語の名前)は、英数字より背の高い 12 ドットの文字で出ます。そのため 2 段表示で「名称+周波数」のときは、日本語名のチャンネルの段だけ、名前の下に周波数を出し、その下の 3 行目(設定の略語)を省きます。


日本語データが古い(v1.0.0 以前の)ときは、日本語の名前の代わりに CH-0001 のような番号が出ます。
3 行目(設定の略語)
段のいちばん下の行には、その周波数の設定が略語で並びます。並び方と文字の大きさは、「画面様式(SetGUI)」で変わります。
小型(TINY):いちばん小さい文字で、1 行にたくさん並ぶ。略語は少し長め(WIDEなど)従来(CLASSIC):ふつうの小さい文字。略語はいちばん短い(Wなど)
| 小型(TINY) | 従来(CLASSIC) | 意味 |
|---|---|---|
FM / AM / USB |
FM / AM / USB |
変調(Mode) |
LOW1〜LOW5、MID、HIGH |
L1〜L5、M、H |
送信出力の設定値。RxJa では意味はありません。横に小さな矢印が付くのは「USER」出力のとき |
+ / - |
+ / - |
送信周波数のずれ(オフセット)の向き。RxJa では意味はありません。CHIRP などでオフセットが入っているチャンネルだけに出る |
R |
R |
リバース(送信と受信の周波数を入れ替える)が ON。8 の長押しで切り替わる。オフセットが入っていると、受信周波数も入れ替わるので注意 |
CT |
CT |
CTCSS(トーンスケルチ)が設定されている |
DC |
DC |
DCS(デジタルコードスケルチ)が設定されている |
88.5 など |
(1 段表示のときだけ、最下行に出る) | CTCSS の周波数(Hz) |
023N、023I など |
(同上) | DCS のコード。N は正極性、I は逆極性 |
12.50K など |
(1 段表示のときだけ、最下行に出る) | トーンが無いときは、周波数ステップ(kHz) |
WIDE / NAR / NAR+ |
W / N / N+ |
帯域幅。広帯域 / 狭帯域 / 超狭帯域(「狭帯域(SetNFM)」の設定で、狭帯域をさらに狭くしたとき) |
SQL5 など |
SQL5 など |
スケルチのレベル(0〜9)。メインの段だけに出る。F+UP / F+DOWN で変わる |
MONI |
MONI |
モニター中(スケルチを開けて、雑音ごと聞いている)。サイドキーの「モニター」で切り替える |
まん中の行(2 段表示のとき)
A の段と B の段のあいだの 1 行(1 段表示のときは、下から 2 行目)には、そのときの状態に合わせて、次のどれかが出ます。
受信中:S メーター

| 表示 | 意味 |
|---|---|
-87 |
受信している信号の強さ(dBm)。-53 dBm より強い信号は -53 で止まる。画面様式が 小型(TINY)のときだけ、後ろに dBm が付く |
S0〜S9 |
S メーター。-93 dBm 以上が S9 |
+10〜+40 |
S9 より強いとき、S9 を何 dB 超えているか(S9 の代わりに出る) |
| 棒グラフ | S0〜S9 は塗りつぶしの棒、S9 を超えた分は中が白い棒(最大 4 本) |
- 棒グラフの形は「Sメーター(SetMet)」で変わります。
従来(CLASSIC)は、右へ行くほど背が高くなる棒、小型(TINY)は、すべて同じ高さの棒です。 - dBm の数字の文字の大きさは、「画面様式(SetGUI)」で変わります。
小型(TINY)では、いちばん小さい文字になり、dBmが付きます。 - 受信中は、メインの段の
▶が点滅します。
スキャン中(信号が無いとき):進み具合
スキャン中で、信号が入っていないときは、進み具合のゲージが出ます(→ スキャン)。
| 表示 | 意味 |
|---|---|
12/40 のような数字 |
メモリースキャン:スキャンリストの中の何番目のチャンネルか / リストのチャンネル数。範囲スキャン:範囲の中の何番目のステップか / 全体のステップ数 |
P1 / P2 |
優先チャンネル(SC優先)を使っているとき。優先チャンネル 1 / 2 を見に行っていることを示す |
| ゲージ | 全体のどこまで進んだか |
SCAN LIST 03 など |
メモリースキャン中にスキャンリストを切り替えたとき、約 1 秒だけ、切り替えた先のリスト(名前があれば名前)が出る。そのあいだはスキャンも待つ |
「SC速度(SetScn)」が 高速(FAST)のときは、スキャンしている段の上の行に、最近見た信号の強さが小さな波形で出ます。
そのほか
| 表示 | 意味 |
|---|---|
DTMF 123 のような文字 |
「DTMF(D Live)」が ON のとき、受信した DTMF の数字 |
F長押しで解除 |
キーロック中にキーを押したとき(約 2 秒)。F の長押しでロックが外れる |
TRIPLE WATCH / QUAD WATCH と >>>>、チャンネル番号 |
全波受信(全波受信 追従 / 全波受信 メイン固定)で待ち受けているとき。見張っている優先チャンネルが 1 つなら TRIPLE WATCH、2 つなら QUAD WATCH で、その番号が白黒反転で並びます。>>>> は見回っているあいだ流れます。受信中・スキャン中・メニューを開いているあいだは出ません(v1.2.0 から) |
そのほかの表示
| 表示 | 意味 |
|---|---|
電池残量低下 / EXITで戻る |
電池が少なくなった。EXIT で消える。早めに充電してください |
キーを離してください |
電源を入れたときにキーが押されたままになっている。キーを離すと起動が進む |
段の代わりに >123 |
* を短く押して、DTMF の入力モードになっている。送信はしないので使い道はありません。SIDE1 を短く押すと 1 文字ずつ消え、空になると抜けます。EXIT の長押しでも抜けます |
B の段の代わりに ScnRng と 2 つの周波数 |
範囲スキャンのモード(周波数モードで 5 の長押し、またはプリセットを選んだあと)。2 つの周波数は、スキャンする範囲の下の端と上の端(→ スキャン#範囲スキャン)。1 段だけを表示しているときは、メインの段の下のほうに出ます |
起動画面
電源を入れると、約 2.5 秒間、起動画面が出ます。どれかキーを押すと、すぐにメイン画面へ進みます。何を出すかは「起動表示(POnMsg)」で選びます。
| 起動表示 | 画面 | 音 |
|---|---|---|
| すべて(ALL) | メッセージ(下の表)と電池の電圧・残量 | ピピピッ |
| 音のみ(SOUND) | 何も出さない | ピピピッ |
| メッセージ(MESSAGE) | メッセージ | なし |
| 電圧(VOLTAGE) | 電圧 と、8.12V 95% のような電池の電圧・残量 |
なし |
| ロゴ(LOGO) | RxJa Tools・UV Studio で書き込んだ絵(→ UV-Studio) | ピピピッ |
| なし(NONE) | 何も出さない | なし |
メッセージは、CHIRP の「Message Line 1 / 2」で書き込んだ 2 行です(半角英数字、各 16 文字まで。→ CHIRP)。
| 書き込んだメッセージ | すべて(ALL) | メッセージ(MESSAGE) |
|---|---|---|
| 2 行とも入っている | 1 行目、2 行目 | 1 行目、2 行目 |
| 1 行目だけ入っている | 1 行目と、電池の電圧・残量 | 1 行目と、BIENVENUE(フランス語の「ようこそ」。英字のまま) |
| 2 行目だけ入っている | 2 行目と、電池の電圧・残量 | ようこそ と、2 行目 |
| 2 行とも空 | ようこそ と、電池の電圧・残量 |
ようこそ |
メッセージや電圧の下には、どの表示でも(ロゴと、何も出さないとき以外)、次の 2 つが出ます。
- 白黒反転の帯の中に
UVK1-RxJa v1.2.0(RxJa の名前と版) - その下に
F4HWN v6.1.0 ベース(もとにした F4HWN の版)
スクリーンセーバー
「省電画面(SetSav)」を OFF 以外にすると、バックライトが消えたときに、画面にスクリーンセーバーが出ます。
| 省電画面 | 表示 |
|---|---|
| OFF | 出さない(バックライトが消えるだけ) |
| ロゴ(LOGO) | RxJa Tools・UV Studio で書き込んだ絵 |
| ロゴ+(LOGO+) | 同じ絵が、横に流れる |
| マトリクス(MATRIX) | 文字が上から降ってくるアニメーション |
- 出るのは、メイン画面と FM ラジオの画面だけです。
- 「照明時間(BLTime)」が OFF(バックライトを点けない)と ON(常時点灯)のときは出ません。
- 受信が始まると、スクリーンセーバーは消えて、メイン画面に戻ります。受信中は出ません。
- どれかキーを押すと、スクリーンセーバーが消えてバックライトが点きます。このとき押したキーは、操作としては働きません(うっかり設定を変えないため)。PTT だけは例外で、そのまま PTT として扱われます。
画面が消えたとき(スリープ)
「自動OFF(SetOff)」を設定すると、キーを押さない時間が続いたときに、画面とバックライトが消えます。これは電源が切れたのではなく、スリープです。受信は続いています。
- 信号を受信するか、どれかキーを押すと、画面が戻ります。起こすときに押したキーは、操作としては働きません(PTT は例外)。
- スリープに入る前の 10 秒間は、バックライトが点滅して知らせます。
- スリープ中は、赤い LED がときどき点滅します。
- 「省電力(BatSav)」を ON にしているときは、スリープ中に信号を確かめる間隔が、ふだんの 20 倍に長くなります(電池を長もちさせるため)。短い信号は聞き逃すことがあります。
- 詳しくは メニュー一覧 の「自動OFF(SetOff)」を見てください。
ヒント
バックライトだけが消えているときに
EXITを押すと、バックライトが点くだけで、EXIT の操作はしません。暗いところで画面を確かめたいときに便利です。