キー操作
このページでは、RxJa のキー操作を画面ごとにまとめます。元の F4HWN Fusion v6.1.0 とほぼ同じですが、受信専用にしたことで何もしなくなったキーや、元の F4HWN Wiki と動きがちがうところがあります。それぞれの表で印をつけています。
補足
このページの内容は、RxJa のソースコードを読んで確かめたもので、主な動作は実機(UV-K1)でも確かめています。
押し方の書き方
| 表記 | 押し方 |
|---|---|
| 5 | 5 を短く押して離す |
| 5 長押し | 5 を押したままにする(約 1 秒) |
| F+5 | F を押して離し、続けて 5 を押す。F を押すと画面右上に F が出ます |
| ピピッ | 低い音の 2 回ビープ。「その操作はできません」の合図です |
キーの名前は次のとおりです。
| 名前 | キー |
|---|---|
| M | MENU |
| EXIT | EXIT |
| F | F キー(ファンクションキー) |
| UP / DOWN | 上下キー(UV-K1 では左右に並んでいます。向きはメニューの「矢印操作(SetNav)」で入れ替えられます) |
| SIDE1 / SIDE2 | 側面の PTT の下にある 2 つのキー |
| PTT | 側面のいちばん大きなキー(RxJa では送信しません) |
早見表(メイン画面)
よく使う操作だけを抜き出しました。詳しくは下の表を見てください。
| やりたいこと | 操作 |
|---|---|
| メニューを開く | M |
| チャンネル ⇔ 周波数(VFO)を切り替える | F+3 |
| 上下の段(A / B)を入れ替える | F+2 |
| スキャンを始める | * 長押し |
| スキャンを止める(見つけた所に残る) | M または PTT |
| スキャンを止める(始めた所に戻る) | EXIT |
| スケルチを変える | F+UP / F+DOWN |
| スペクトラム(バンドスコープ) | F+5 |
| FM ラジオ | F+0 |
| プリセット(特小・エアバンドなどを範囲スキャン) | F+7 |
| 周波数キャッチャー | F+4 |
| トーン(CTCSS / DCS)を探す | F+* |
| キーロック / 解除 | F 長押し |
| 懐中電灯・モニターなど | サイドキー(割り当てによる) |
メイン画面のキー
数字キー
メモリー(チャンネル)モードではチャンネル番号、VFO(周波数)モードでは周波数の入力になります。
- チャンネル番号:最大 4 けた。4 けた打つとすぐ切り替わります。1〜3 けたで止めると、8 秒後にそのチャンネルに切り替わります。
- 周波数:MHz の単位で 6 けた(1000MHz 以上は 7 けた)。例:
145000→ 145.000MHz、433500→ 433.500MHz。 - スキャン中:2 けたでスキャンリストを選びます(→ スキャン)。
- 入力の途中で EXIT を押すと 1 けた消えます。全部消すと入力前の状態に戻ります。
数字キーのもう一つの機能(F+数字 / 長押し)
たいていは「F+数字」と「数字の長押し」が同じ機能です。ちがうものは太字にしています。
| キー | F+キー | 長押し | 補足 |
|---|---|---|---|
| 0 | FM ラジオのオン / オフ | 同じ | → FMラジオ |
| 1 | チャンネルモード:いまのチャンネルを VFO にコピー VFO モード:次のバンドへ |
同じ | コピーは、スキャン中は受け付けません。バンドは 470MHz 帯の次が 1GHz 帯に飛び、最後まで行くと最初に戻ります |
| 2 | A / B 入れ替え | 同じ | 範囲スキャンのモードからも抜けます |
| 3 | VFO ⇔ メモリーの切り替え | 同じ | |
| 4 | 周波数キャッチャー | 同じ | スキャン中なら止めてから開きます(→ スキャン の「周波数キャッチャー」) |
| 5 | スペクトラム | VFO モード:範囲スキャンのオン / オフ メモリーモード:このチャンネルのスキャンリストを切り替え |
→ スペクトラム、スキャン |
| 6 | 送信出力の値を切り替える | 同じ | ⚠ RxJa では意味がありません(保存される値が変わるだけで、電波には関係しません) |
| 7 | プリセット | 同じ | ⚠ 元の F4HWN では VOX です。RxJa では、範囲スキャンのプリセットの一覧を開きます(→ 受信モード#プリセット範囲スキャン) |
| 8 | バックライトをつける | 周波数反転(リバース)のオン / オフ | |
| 9 | バックライトをふだんの点灯時間に戻す | 「1 コール(1 Call)」のチャンネルへ移動 | メニューの「1コール(1 Call)」で決めたチャンネル |
5 長押し(メモリーモード)の細かい動き
チャンネルのスキャンリストが、OFF(スキャンしない)→ 1 → 2 → … → 24 → ALL(全リスト)→ OFF の順に切り替わります。変えた値はそのチャンネルに保存されます。
そのチャンネルがスキャンから除外されている(画面に EX と出ている)ときは、最初の 1 回は除外を取り消すだけで、リストは変わりません。
そのほかのキー
| キー | 短く押す | F+キー | 長押し |
|---|---|---|---|
| M | メニューを開く(分類の一覧から)。 スキャン中:止めて、見つけた所に残る |
— | スキャン中:いまの周波数・チャンネルを除外してスキャンを続ける。 それ以外:「M長押し(M Long)」に割り当てた機能 |
| EXIT | 入力を 1 けた消す。 スキャン中:止めて、始めた所に戻る |
— | 入力の取り消し、モニターを切る、範囲スキャンのモードから抜ける |
| * | DTMF 入力のモードに入る(下の注意を参照) | トーン(CTCSS / DCS)の検索。スキャン中なら止めてから始めます | スキャン開始 |
| UP / DOWN | VFO:周波数を 1 ステップ上下。 メモリー:次のチャンネル。 スキャン中:スキャンの向きを変える |
スケルチを上下(0〜9)。 スキャン中:スキャンリストを切り替え |
押し続けると続けて動く |
| F | F の状態にする / 取り消す | — | キーロック / 解除 |
| SIDE1 | サイドキーの機能(下記) | ステップを大きく(VFO モードでは保存される) | サイドキーの機能 |
| SIDE2 | サイドキーの機能(下記) | ステップを小さく | サイドキーの機能 |
補足
* を短く押すと DTMF 入力のモードになります(元の F4HWN と同じ動き)。数字や記号を打てますが、RxJa は送信しないので何にも使われません。間違えて入ったときは、8 秒ほど何も押さなければ自動で抜けます。EXIT 長押しでもすぐに抜けられます。
補足
元の F4HWN Wiki には「スキャン中に F+* でスキャンリストを切り替える」とありますが、RxJa(元の F4HWN v6.1.0 のコードも同じ)では、F+* はスキャンを止めてトーンの検索を始めます。スキャン中にリストを切り替えるのは、* 長押し、F+UP / F+DOWN、または数字 2 けたです。
操作できないとき
- トーンの検索や周波数キャッチャーが動いている間は、数字キーと F、サイドキーは「ピピッ」となって効きません。
- スキャン中や範囲スキャンのモードで * を短く押すと「ピピッ」となります。
サイドキー(SIDE1 / SIDE2 / M 長押し)
サイドキーは、短押し・長押しのそれぞれに好きな機能を割り当てられます。割り当てはメニューの次の項目で変えます(→ メニュー一覧)。
| メニュー | キー |
|---|---|
| F1短押(F1Shrt) | SIDE1 を短く押す |
| F1長押(F1Long) | SIDE1 を長押し |
| F2短押(F2Shrt) | SIDE2 を短く押す |
| F2長押(F2Long) | SIDE2 を長押し |
| M長押(M Long) | M を長押し(スキャン中を除く) |
「初期化(Reset)→ ALL」をしたあとの割り当ては、F1短押 = モニター、F2短押 = スキャン、ほかは なし です(ソースコードから読み取った値。実機では未確認)。
- 短押しの機能は離したとき、長押しの機能は押したまま一定時間たったときに動きます。
- サイドキーは、メイン画面だけでなく、FM ラジオや受信ログの画面でも使えます。
割り当てられる機能
| 日本語表示 | 英語表示 | 動き | RxJa |
|---|---|---|---|
| なし | NONE | 何もしない | ○ |
| フラッシュライト | FLASHLIGHT | 懐中電灯(本体上部の LED)の点灯 / 消灯 | ○ |
| モニター | MONITOR | スケルチを開けて雑音ごと聞く(弱い信号を探すとき) | ○ |
| スキャン | SCAN | スキャンの開始・停止(下記) | ○ |
| FMラジオ | FM RADIO | FM ラジオのオン / オフ | ○ |
| キーロック | LOCK KEYPAD | キーロック / 解除 | ○ |
| VFO A/B | VFO A/B | A / B 入れ替え | ○ |
| VFO メモリ | VFO/MEM | VFO ⇔ メモリーの切り替え | ○ |
| 変調切替 | MODE | FM → AM → USB → FM の順に切り替え(周波数モードでは保存される。チャンネルモードでは一時的な変更で、残すには「CH保存」→ メニュー一覧#チャンネルの保存削除) | ○ |
| 受信方式 | RX MODE | 受信方式を順に切り替え(メニューの「受信方式(RxMode)」と同じ。v1.2.0 からは全波受信の 2 つも回るので 6 とおり) | ○ |
| メインのみ | MAIN ONLY | 2 波受信とメインのみの切り替え | ○ |
| 帯域幅切替 | WIDE/NARROW | 広帯域 / 狭帯域の切り替え | ○ |
| 消音 | MUTE | 音を消す / 戻す | ○ |
| 受信音質 | RxA | 受信音の音質(メニューの「受信音質(SetRxA)」)を切り替え | ○ |
| 受信ログ | RF LOG | 受信ログの画面を開く。これを割り当てると受信ログの記録が始まります(→ 受信ログ) | ○ |
| 送信出力 | POWER | — | ✕ N/A |
| ビーム | BEAM | — | ✕ N/A |
| 高出力 | POWER HIGH | — | ✕ N/A |
| オフセット解除 | REMOVE OFFSET | — | ✕ N/A |
| フォックスハント | FOX HUNT | — | ✕ N/A |
| ビーコン | BEACON | — | ✕ N/A |
✕ の機能は送信に関係するので、RxJa では使えません。メニューや CHIRP で割り当てることはできますが、表示は N/A になり、押すと「ピピッ」と鳴るだけです。
スキャン(SCAN)の動き
| いまの状態 | 押したとき |
|---|---|
| スキャンしていない | スキャンを始める |
| 周波数(VFO)のスキャン中、範囲スキャン中 | スキャンを止める |
| チャンネルのスキャン中 | 次のスキャンリストに切り替える(止まりません。止めるときは M か EXIT) |
| トーンの検索中 | 何もしない |
| FM ラジオの画面 | FM の自動スキャン(登録してある FM の 48 局がすべて消えます → FMラジオ#自動スキャン)。自動スキャン中なら止める |
FM ラジオの画面で使えない機能:送信出力、モニター、VFO A/B、VFO メモリ、変調切替、受信方式、メインのみ、帯域幅切替、受信音質(「ピピッ」と鳴ります)。
注意
初期化(
ALL)のあとは、サイドキー 2 の短押しが「スキャン」です。FM ラジオの画面でサイドキー 2 を押すと、FM の登録局がすべて消えて自動スキャンが始まります。
アクションピッカー(機能をその場で選ぶ)
割り当てていない機能も、その場で選んで使えます。
- F を押して離し、SIDE1 か SIDE2 を長押しする。
- 画面に機能の名前が出るので、UP / DOWN で選ぶ(「なし」は飛ばされます)。
- M で実行。EXIT か F でやめる。
使えない機能は N/A と表示されます。キーロックしたとき、電池残量低下の表示が出たとき、メイン画面から離れたときは自動で閉じます。PTT を押すと閉じて、PTT を押したときの動き(下記)になります。
PTT
RxJa は送信しないので、PTT はほとんどの場面で「送信禁止」を知らせるだけです。ただし、いくつかの場面では止めるキーとして使えます。
| 場面 | PTT を押したとき |
|---|---|
| ふだんのメイン画面 | 送信禁止(日本語データが無いときは TX DISABLE)と出て「ピピッ」。表示は PTT を離して 2.5 秒ほどで消えます |
| チャンネル / 周波数のスキャン中 | スキャンを止めて、見つけた所に残る(M と同じ) |
| トーンの検索中・周波数キャッチャー | 検索を止める |
| FM ラジオの自動スキャン中 | スキャンを止めて、そこを聞く |
| FM ラジオを聞いているとき | メイン画面に 送信禁止 が出て、2.5 秒ほどで FM ラジオの画面に戻る |
| DTMF 入力のモード | 入力した文字を記録して 送信禁止(何も送信されません) |
| キーロック中で、「ロック対象(SetLck)」に PTT が入っている | ロック中の「ピピッ」と F長押しで解除 |
| スペクトラムの画面 | 詳細モニターを開く(→ スペクトラム) |
| 受信ログで「消去しますか」の確認中 | 確認を取り消す |
送信はプログラムの何か所もで止めてあります(→ 受信専用のしくみ)。
キーロック
かけ方・はずし方
- F 長押しで、ロック / 解除を切り替えます(メイン画面、FM ラジオ、受信ログの画面で使えます。メニューの中では使えません)。
- サイドキーに「キーロック」を割り当てて使うこともできます。
- ロックの状態は保存されるので、電源を切って入れ直してもロックされたままです。
- ロック中は、画面右上に鍵のマークが出ます。
ロック中の動き
- F 以外のキーを押すと「ピピッ」と鳴り、
F長押しで解除と 2 秒ほど表示されます。 - サイドキー(SIDE1、SIDE2、M 長押し)は、「ロック対象(SetLck)」に「機能」が入っていなければ使えます。
- PTT は、「ロック対象」に PTT が入っていなければ、ふだんどおり
送信禁止が出ます。
「ロック対象(SetLck)」の値:
| 表示 | 英語 | ロックされるもの |
|---|---|---|
| キー | KEYS | 前面のキー |
| キー +機能 | KEYS + ACTIONS | 前面のキーとサイドキー |
| キー +PTT | KEYS + PTT | 前面のキーと PTT |
| キー +機能 +PTT | KEYS + ACTIONS + PTT | 全部 |
自動ロック(KeyLck)
メニューの「自動ロック(KeyLck)」で、キーを触らない時間が続くと自動でロックできます。
OFF、または 15 秒きざみで最大 10 分(00:15〜10:00)。- キーを押すたびに、また電源を入れたときに、時間は最初から数え直します。
- スキャン中、トーンの検索中、FM ラジオのスキャン中、メニューを開いているとき、DTMF 入力のモードでは数えません。
メニューの中のキー
→ メニュー一覧 の「メニューの操作」を見てください。
ほかの画面のキー
| 画面 | 説明のページ |
|---|---|
| スキャン中、周波数キャッチャー、トーンの検索 | スキャン |
| プリセット | 受信モード#プリセット範囲スキャン |
| スペクトラム | スペクトラム |
| FM ラジオ | FMラジオ |
| 受信ログ | 受信ログ |
| 起動時(マルチブートの選択、隠しメニュー) | マルチブート、メニュー一覧 |
元の F4HWN Wiki とちがうところ(まとめ)
- F+7 / 7 長押しは、VOX ではなく、範囲スキャンのプリセットを開きます(RxJa v0.1.2 から。VOX は RxJa にはありません)。
- F+6 / 6 長押しは送信出力の値を変えますが、意味はありません。サイドキーの「送信出力」は
N/Aです。 - スキャン中の F+* は、リストの切り替えではなく、スキャンを止めてトーンの検索を始めます。
- スキャンの除外は、
ALLでスキャンしているときも効きます。除外は電源を入れ直すと全部取り消されます(→ スキャン)。 - * 短押しの DTMF 入力は残っていますが、何も送信しません。
- 「ロック対象」の PTT の選択肢は残っています。PTT をロックすると、PTT を押したときに
送信禁止ではなくロックの表示が出ます。 - 受信ログは、サイドキーに「受信ログ」を割り当てたときだけ記録され、送信の記録はありません(→ 受信ログ)。